しみ・肝斑

シミにはいくつか種類がありますので適した治療法を選んでいきます。
多くの方がいくつかの種類のシミが混在していますので、治療の順番も大切です。

内服療法

ビタミンCトラネキサム酸の2剤があります。
肝斑の方は内服を2ヵ月以上続けるとシミが薄くなります。トラネキサム酸の内服が行えない方にはトラネキサム酸のイオン導入をお勧めします。

また、レーザー治療は表面にあるシミを薄くしますが、お肌が治るまでの過程でメラニン(シミの原因)が再び皮膚表面に上がってきます。
この現象を抑えるためにもレーザー治療中は必ず内服をしてください。

外用療法

医療機関専売美白剤でシミを薄くし、お肌のトーンを明るくすることができます。

ハイドロキノン配合美白剤

ハイドロキノンは医療機関で最も使われている、従来からある美白剤です。
配合濃度、ナノカプセル機能などが進化してお肌に安全で、効率よく薄くしたいシミに効くようになってきました。
当院では使用部位・目的に合わせられようメーカー3社から5種類を用意しております。

ルミキシル

天然由来のアミノ酸から成るタンパク質で、シミの原因であるメラニンの生成に関与するチロシナーゼを阻害します。臨床試験では、美白剤として「ハイドロキノン」より、ルミキシルの方が17倍も高い有効性を持つことが確認されています。
ルミキシルはメラニン生成を均一に抑えるため、部分的に白く色抜けすることなく、加齢や紫外線によるシミ・肝斑・くすみ・色素沈着・にきび跡を改善します。
LUMIXYL(ルミキシル)公式サイト

レーザー治療

レーザートーニング

肝斑・くすみジミに効果がある治療です。肝斑・くすみジミではこれまでのレーザー治療では逆に濃くなってしまい行えませんでした。QスイッチNd:YAGレーザーでレーザー照射口がトップハット型という特殊なレーザー機械でのみレーザートーニング治療が可能となりました。
1~2週間おきに5~7回の照射を行います。3回目からシミが薄くなるのを実感いただけます。

レーザーフェイシャル

丸いくっきりとしたシミ(老人性色素斑、脂漏性角化症)、そばかす(雀卵斑)に効果があります。
1ヵ月ごとに5回の照射を行います。1回毎にシミが薄くなるのを実感いただけます。 すでにシミがあるところはうっすらとしたかさぶたができることがあります。

シミポイント照射

シミ(老人性色素斑、脂漏性角化症)の部位に強くレーザー照射を行います。1週間でかさぶたがはがれ、ピンクの肌となりシミが薄くなっていきます。通常2回ほど同じ部位にレーザー照射を行います。照射後2週間は照射部位にテープを貼ります。
また、強い治療になりますので内服・外用療法との併用をお勧めします。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)レーザー治療

頬に点々とある深い青色から茶色に見えるしみ(ADM : 後天性真皮メラノサイトーシス)に効果があります。2ヵ月に1回の照射を5回ほど行うと薄くなります。照射直後は皮膚が白くなったり、点状出血が生じることがあります。ハイドロコロイド製剤のテープを使用し、約1~2週間で皮膚は治ります。


症例

紫外線シミ・肝斑・ADMの混在している患者様



シミやくすみが取れ、お肌も滑らかになりました。長年、ニキビにも悩まれていたようですがレーザー照射によりニキビもできなくなりました。
今後は両頬骨上に残ったADMに対し治療予定です。