ワキの汗・におい
ワキの汗・におい
ワキ汗を止める治療は主に4つあります。
塗り薬
・エクロックゲル(保険適応薬)
・ラピフォートワイプ(保険適応薬)
・パースピレックス(自費薬)
一般的な消臭制汗剤とは違い、夜に使用し汗の量を減らします。
ボトックス注射
注射後2日で効果が現れ、およそ半年間ワキ汗が止まります。
注射時間は5分です。
機械治療(ミラドライ)
マイクロ波を用いて汗腺を加熱・焼灼することで、手術ではなく切らずにワキ汗を作らなくします。
手術(皮弁法 剪除法)
ワキの中央を切開し、皮膚を反転させて汗腺を摘出します。
重症度に応じ保険適応も認められます。
〜 当院は全ての治療を行っております 〜
機械治療 ミラドライ
使用機種:miraDry (miraDry社)
重度の原発性腋窩多汗症に対する国内承認機:医療機器製造販売承認番号 23000BZX00161000
米国FDA:腋窩多汗症、腋臭症、減毛の適応にて承認
合併症:疼痛、発赤、浮腫、腫脹、熱感、治療部位の感覚変化、熱傷、皮下出血、橈骨神経損傷、創部硬化など
ワキ汗で不安や不快な思いをしている方に
手術ではなく、機械で切らずに行います
長期の安静は要りません
中学生からできます
ミラドライは2018年に原発性腋窩多汗症に対して国内で唯一、承認されている機械です。
当院は麻酔から照射まで腋臭症の手術も行う医師が行います。
ミラドライとは
汗腺が存在する真皮深層から皮下組織浅層にマイクロ波を照射し、約60℃~70℃に加熱し汗腺を焼灼・凝固させます。
照射されたマイクロ波は皮下に進み皮下組織で跳ね返り、真皮と皮下組織でより温度の高いヒートゾーンを形成します。
皮膚表面は冷却することで熱の損傷を最小限に抑えます。
これらにより手術ではなく、機械で非侵襲的な治療が可能となりました。
施術の流れ
【自宅にて】
前日にワキの剃毛を行います。
【施術の流れ】
局所麻酔を行います
麻酔混合液を多量に注入するツーメセント法で行います。
十分量の局所麻酔を行い皮膚を膨らませてからマーキングをすることにより、照射漏れすることなく汗腺を焼灼することができます。また、やけどの予防、神経損傷の予防にもなります。
マーキングをします
局所麻酔後に専用のスケールでサイズを計測し、治療部位のマークをします。
専用のテンプレートを用いて転写をし照射漏れを防ぎます。
照射をします
ジェルを施術部位に塗布し、エネルギーレベルの設定をして照射をします。
治療は 吸引→エネルギー照射+冷却→冷却 の3つのステップを繰り返します。
両脇の施術で約1時間強かかります。
照射後、冷却をします
施術後、専用のアイスパックで冷却、軟膏を塗布します。
料金
施術内容 | 種類・回数 | 価格(税込) | 備考欄 |
---|---|---|---|
ミラドライ ※当院は腋臭症手術も行っている医師施術となります |
両脇 1回目 | ¥187,000 | 安定した施術方法・治療成績が確立され2018年に薬事承認を取得しています。 1回で1年後に平均81.7%の発汗量の減少を示していますが満足度を高めるために2回目を行う方もみえます。 |
両脇 2回目 | ¥143,000 |